この本で初めて「アサーション」という言葉を知りました。
「アサーション」とは英語のassertion(自己主張)からきており、大まかに言うと「相手も自分も大切にするコミュニケーション」の事。
日本では自己肯定感が低い人や卑下した考え方、遠慮しすぎたり他人に迷惑をかけてはいけない等々、、、感情を抑えて生きる方々が沢山いらっしゃると思います。
また逆に、感情をコントロール出来ず、自分の思い通りにいかない時に怒鳴ったり態度が悪くなったりする人も結構な割合でいる、、、
自分自身がそうだったり、周囲にそんな方々がいてどう接して行けばいいか分からない、なんて方に、是非おススメしたい本です。
アサーションの考え方では、「うどん屋で、たぬきうどんを頼んだのにきつねうどんが出てきた」時、
(たぬきうどんを頼んだのに、、、)とお店に疑念を抱きつつ、でも「きつねうどんに交換してもらう」主張もせず我慢しながら食べる
「おい!きつねうどんを頼んだのに間違ってるじゃないか!」とお店に怒鳴る
のではなく、冷静に、「私はきつねうどんを頼んだのですが、間違ってたぬきうどんがきました。ですのできつねうどんに交換して頂けますか?」と伝える事を良きコミュニケーションとしています。
自分にも相手にも理不尽ではない自己主張。
またアサーションでは、間違ってきつねうどんが来たが、今は時間が無いので交換を依頼せずそのまま食べる。という自己主張をしない選択肢にも触れています。
この場合は、我慢するという感情ではなく、交換する事は出来たが「しない」という選択肢を選んだのは自分なので、その場合はグダグダ相手を恨まない、とい考え方です。
↑この考え方はオモシロイな!とえ
読み進めると中々に深い思考で、アサーションが自分の中に根付くと、思考回路がかなりクリアになり心が軽やかになるのではと感じました!
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