ワークショップのヒントになりそうと、鑑賞。
内容は、売れない俳優が刑務所の矯正プログラムで囚人達に演技を教える事になり、発表した舞台がまさかの大ヒットで各地の劇場を巡回するまでになる、、、という面白いお話しです。
ラストはフランス映画らしい〆方で純粋に面白かった!
印象に残ったのは、演出家の俳優が徐々に教える事に情熱を持ち、囚人達に全力で向かっていく姿。
時にはタブーを冒してまで皆と稽古に没頭する熱意は少しずつ伝わり、上手く役をこなせずパニックになる囚人にも本気でぶつかっていく姿勢は、教える側として非常に心に打つものがあった。
相手がどんな人間だろうが、舞台上で演じる役者は役者以外の何者でもないと、最後まで彼らを信頼するそのマインド、中々出来るものではない。
勿論世の中色んな人がいて裏切られる事も多々あるのだが、人を信じてみるという勇気を改めて学びました。
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